どうしたら、人にトイレを美しく掃除させる事ができるのか?

課題:どうしたら、人にトイレを美しく掃除させる事ができるのか?
着眼:裸足でトイレに輝きを:たまごまごごはんさん素手素足のトイレ掃除、高校で普及
結論:より完璧な掃除をできる者が一番得をする、そんな学校ができればいいと思います。
疑問:なぜ、学校は生徒の自主性(という名の半強制)を愛するのか?
感想:現実には無理なんでしょうけどね。でも、自分的にそれはつまらないことなんです。
過程↓
裸足でトイレに輝きを:たまごまごごはんさんより引用


一部の企業や団体が実践している「素手素足によるトイレ掃除」を、総合学習などの授業に取り入れる学校が増えている。
素手と素足になり、スポンジや布を使って便器や床を磨く掃除法で、「心まで磨くことができる」と好評だ。
一方で、感染症を心配する声もあり、専門家は掃除後の消毒の徹底を呼びかけている。

理念は、わからんでもない。

ごめんなさい。理念はさっぱりわからないです。
でも、掃除の方法としては決して間違っていないと思います。
素手・素足でなく手袋・ゴム長に変えればの話です。
スポンジや布を使って便器や床を磨く掃除法、自分はそういうスタイルです。


なぜ、こんなことを思うのか。飲食店ではトイレ掃除が非常に重要なんです。
食事や飲み物を取ると、トイレに行きたくなるのは当然です。御客様は必ずトイレを使います。それは、店の評価にも現れます。
完璧に近い清掃方法を求めるなら、トイレ用ブラシやモップは欠点が多すぎるのです。


職場で、使用済み生理用品のゴミ箱の配置方・使用方が話題になったことがあります。
酒の席でも3ヶ月近くはひたすらこの話題でした。


どうしたら気持ち良く使用済み生理用品を女性に捨ててもらえるか
外出先の蓋付の生理用品用ゴミ箱って、触りたくないと思うのです。(女性なら触りたいですか?)
実際にそこに捨てないで、外の普通のゴミ箱に捨てていく御客様は多いです。トイレに流そうとする御客様もいます。
これだと大きなゴミが人目に触れてしまうのです。
企業秘密ですので公開できませんが、市販のある物を改良して御客様の生理用品捨て率をアップさせました。


トイレ掃除なら、

トイレ用ブラシやモップを使わない清掃方法。アルコールや塩素系や酢酸の洗剤使い分け。いかにトイレを美しく見せるか。
カビや菌の働き・尿石の出来方・トイレを使用する人の考え方や視点の位置・おしっこのかかる位置などを押さえないと、
完璧に近いトイレ掃除にはなりません。
そんな話がトイレ掃除のひとつひとつの作業に対しても行われています。
トイレが美しくなった分、よりお金を御客様から頂ける。
これがサービス業の目指す所であり、民主主義的な社会です。


では、なぜ教育現場は生徒に自己的な活動(という名の半強制)を求めるのでしょう。
私は校票を導入して、トイレ掃除なら1回100円とか出来高払いにしたら面白いと思うんです。
(実際は無理だと思うんですけどね)


学校は努力した者・出世した者が本当に報われない世界です。
好き好んで○○委員長とか○○係とかやる人はいません。どこでもいつでも押し付け合いです。
みんなの為に、頑張れば頑張るほど・忙しければ忙しいほど得をしない社会です。
これは教育的におかしいと思うのです。


強制では、嫌われる物はさらに嫌われるだけです。継続性がなければ、活動はその場で終わりです。


私からするとこの活動は、
「理念やモラル」といった曖昧なものに、教育現場が逃げているようにしかみえないです。
生徒が、「どのように掃除したらトイレを綺麗に出来るのか?」「トイレを綺麗にすると、現実にはどのような利点があるのか」
を考えるように導くのが教育であり、
「生徒が素手素足の掃除方を選んだ場合に、衛生的な忠告をする」のが教育者の役割だと思うんですけどね。


その為に一番効率的な手段は金です。金最高です。金最強です。一気に教育的でなくなりました。
綺麗な心ではトイレは綺麗になったり輝いたりしません。トイレを綺麗にしても、心が綺麗になる人もいません。


飲食店でのトイレ掃除の参考(漫画):
便器の汚れを徹底解明!
途中からタイル会社の宣伝になっていますが、
道徳の授業でこれを読ませたほうが、よっぽどトイレ掃除へ興味を沸かせることが出来るかもしれません。