なぜ、賄い飯を美味しいと思っているのか?

課題:飲食店の賄い飯の恐怖を伝えてみる。
着眼:以前、御飯を奢ろうとしたら、賄い飯を食べたがったので。賄い飯が美味しいという話への疑問。
結果:賄い飯の恐怖が伝わったでしょう。
疑問:賄い飯が美味しいという話を広めたのは誰でしょうか?


感想:
本当に期待されても困ります。
そもそも、賄いは調理時間が極端に短いです。大体、一食十五分ぐらいです。
同じ時間を自分達の御飯に費やすのなら、御客様の御飯を作った方が良いですから。
ニンニクやニラ等の臭いの強い食材も使えませんし、
その他の制限も色々あります。
食べる時間も5分ぐらいで流し込むことが多いです。
(小僧の頃は時間が足りなくて、食べたふりして終業後にこっそり食べてました)
おうちでのんびり作ることができ、のんびりわいわい食べられるご飯の方が美味しいと思います。
過程↓


これからの話は本当にあった怖い話です。
それでも、まかない飯が食べたいですか?


怖い話その1


客の飲みのこしのワイン(ワインに限りませんが)を取っておいて、賄いに使用する恐怖
幾ら高い&もったいないからって、口をつけたものの混合はやめて欲しかったです……
ただ、よく再利用の話を聞きますが、
従業員用はともかく(ともかくにしないでください)、御客様にだしているのを私は見たことないです。
怖い話その2

毎日、宅配弁当。
とにかく忙しくて時間が無く、三ヶ月ぐらい毎日一食は宅配弁当だった時の恐怖
正直、コンビニより美味しくなかった……
怖い話その3

ブイヨン(西洋のダシ)味の味噌汁。
ブイヨンを捨てるのがもったいないので、味噌汁に使う恐怖。
これが微妙に美味しくないのです……香草系の香りと味噌の香りが合わないのか。
怖い話その4

何を食べても大根(大根に限りません。キュウリ、山芋、サトイモetc)が入ってくる恐怖。
大根を営業だけでは使い切れない為、
剥き物をした屑や皮がありとあるゆる賄いに入ってくる恐怖。
大根スパゲッティ、大根カレー、大根シチュー、大根タルタルソース、大根炒飯
でも、大根はどの料理にもなんとなく対応してまうので困る。それこそまさに恐怖。
怖い話その5

腐りかけた食べ物の恐怖。
腐りかけた食べ物は容赦無く全て賄いです。
いまだにお腹に下さないのはさすがです。まさに恐怖。