遠くの自然よりも身近な自然を知るほうが良いことを説明してみる。

課題:遠くの自然よりも身近な自然を知るほうが良いことを説明してみる。
着眼:→nikkansports.comより:ブルーベリーと紹介なんと毒物だったより
結論:身近な自然も大事ですよという話でした。
疑問:公園の果物はどのくらいまで採取してもいいのだろう?全面的に駄目なのかな?
感想:

私は食べることが大好きです。だからこそ、身近な所で採取した方が速いし楽です。

知識不足が簡単に信用の失墜を招きます。
「ブルーベリーと紹介なんと毒物だった」このこと自体は自分もやりかねないので、気をつけなければいけないと思っています。



過程↓
nikkansports.comよりブルーベリーと紹介なんと毒物だった
2週間前に少し話題になったニュースです。そんなに珍しい野草でもないので、東京区内のような都会にも自生している種です。
ある分野に知識と興味がない人間が、気軽に手を出すとろくなことが無いという例かもしれません。


さて、美味しんぼの話をします。
美味しんぼ32巻1話目より引用しますので、どこが間違いか探してみてください。
夜刊ロロモさんより美味しんぼのあらすじ

「そいつはよかった。ほら、これを取ってきたぜ」「あら。これはノビルね」「覚えていたな。これは体に精がつくぜ」「これは、どこで」「去年教えただろう。秘密の場所を」「え。葉山の山奥まで行ってきたの」「もっと早く来るつもりだが、今年はあまりなくてさ。あちこち探して遅くなったんだ」「山岡さん。今日一日かけてノビルを取りに行ってくれたのね」

ノビルは「日が射さない・土壌栄養価の低い土地」よりも「日が良く射し・土壌栄養価の高い土地」を好む野草です。
簡単に言えば、木々で日が射しにくく栄養価の低い山奥よりも、川辺や畑や家の庭や空き地辺りに多く生える野草です。
ぶっちゃけ、ノビルはそこら辺に生えている雑草です。日本全国に分布していますので、東京23区内でも当然簡単に見つかります。


ノビル 美味しんぼで検索
検索すれば「庭で取れるよ」「東京は雑草も生えないのか」「道端に生えている」「大学構内でとった」と、そんな話ばかりです。
結局、この作者はノビルのような身近な野草に興味がない人というのが分かります。
別にそれは悪いことではないです。得意・苦手分野があるのは誰でも当然あることです。それによって知識の幅も決まります。
ただ、自然を他人に語る人が身近な自然を知らないのは感心できないと思うわけです。


ちなみに「らいか・デイズ」のらいかちゃんは、お母さんの「のびるとってきて」で、川の土手っぽい所で採取しています。
作者もこんな感じにノビルを採取していのではないかと思っています。こちらの方が昔ながらの自然な風景です

しかし、野草採取デートとはマニアックです。ラブラブです。このやろ、ちきしょうめ。


都会は自然が少ないと田舎に自然を求める人も、自分の足元の自然を再度見つめてみるのをお勧めします。
東京で働いていた時のことです。
普段から「東京には自然が無い」と言っていた小僧が「クワの実を見たことがない」と発言したことに対して、シェフが「休みの日にとってこい!!」と怒っていたのを思い出します。
木を見て森を見ず、森を見て木を見ずにならないようにしたいものです。


ノビルに限らず、都会の代表格「東京」でも食べられる美味しい自然に満ち溢れています。
公園でフルーツや山菜を探そう(大江戸/江戸前フルーツ)
まあ、皆で食べたら無くなってしまいますけど、それは田舎も同じです。
最近の山菜取りは容赦なくて、農協が取り締まっているのです。
美味しんぼもそうでしたが、山から勝手に山芋を掘るのはやめといたほうがいいですよ。