最近、興味を持ったエントリーを3つ。引用が非常に多いですが勘弁です。

ひとつのニュースで見るよりも、あわせて見て色々と興味深かった話です。


先に三つのニュースを見て思った感想を書きます。
考えることを放棄したらそこで終了。ただ、考えるだけではそこで終了してしまう。
なぜ、そうなのか?なぜ、そうなっているのか?
それを、しっかりと実践し 体験し 経験を積まなければ、考えることは無意味だ。
百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず。
同じ事柄を見て、実践しない大人より、実践する高校生の方が魅力的に感じました。



痛いニュースさんより

>>345 名前:名無しさん@七周年[] 投稿日:2006/12/11(月) 12:33:38 ID:4ZJVEJPx0
■豚にあるコンビニ弁当を食べさせたら奇形・死産が続出「コンビニ名を公表するとパニックになる」 2005/9/3

西日本新聞社発行のブックレット「食卓の向こう側」によれば、福岡県内の養豚農
家で、あるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、奇形や
死産が相次いでいたことが分った。具体的なコンビニ名を報道しないことについて同
社は、「公表するとパニックになる」と説明した。当該記事は、福岡県で最大部数(約
63万部)を発行する西日本新聞社が、昨年3月19日付朝刊に掲載したシリーズ『食
以下略。
MyNewsJapan 
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=322
http://makimo.to/2ch/news19_newsplus/1125/1125677368.html
http://asyura2.com/0505/health10/msg/421.html

市民の為の環境学ガイドさんより

A君:県立相原高校の生ゴミを飼料にというのは、市民活動として、よく有りそうな活動ですか。

先生:いやいや全然違う。この相原高校には畜産科学科というものがあって、生徒とは言えプロだ。
小学校の給食の余りを、鶏の飼料にしようとしたのだが、最初は失敗。卵を産まなくなった。
理由は、生ゴミはそのままだとカロリーも低く、水分も多くて飼料には適していないため。しかも、すぐに腐る。
そこで、通常は熱風で乾燥して保存が利く形にする。それにはエネルギーが相当消費されるし、装置も必要。
そこで彼女達は考えた。何か良い方法は無いだろうか。試して見出したものが、ビニールハウスの中で乳酸菌で処理すること。
バケツに入れて堅く固めて処理すると、1ヶ月ぐらい腐らないで持つようになる。
カルシウム分なども加えて、飼料にした。卵の生産も十分に回復。生ゴミを出している小学校に、卵の形で返す。

食品安全情報blogさん

■トランス脂肪:「恐怖」の解剖

Trans Fats: Anatomy of a Scare
Elizabeth M. Whelan, Sc.D., M.P.H.
December 6, 2006
http://www.acsh.org/healthissues/newsID.1427/healthissue_detail.asp
The Americanに掲載された記事。
中略
一方メディアの報道ではトランス脂肪は「食品中の最も危険な成分」「毒」「ゴミ」
「実験室で作り出されたフランケンシュタインのような怪物」「トランス脂肪は赤ちゃんを殺す!」「(トランス脂肪を含む食品は)逮捕されないテロリストが販売している」「アルカイダより多くのアメリカ人を殺している」とされている。
何故これだけトランス脂肪に関する事実と一般の認識が違うのか?
一つは食品は常に感情的な問題になりやすいこと、二つめは消費者が肥満とトランス脂肪の問題をごっちゃにしていること、三つ目はトランス脂肪フォビアはより広い食品産業批判の一部であること、四つ目は栄養学や公衆衛生の主流専門家がトランス脂肪に関する議論を忌避したためにバランスの取れた報道がなされなかったこと、である。