海外作品が日本に持ち込まれた場合の変更点を知りたいです。

課題:海外作品が日本に持ち込まれた場合の変更点を語ってみる。
着眼:→[アニメ][世界]「あずまんが大王」の翻訳で見る日本文化の受け入れ事情より:→情報源:白い戯言さん
結論:良いか悪いか別にして菊や原爆は日本文化にあわせ修正・変更されています。
疑問:海外作品が日本に持ち込まれた場合の変更点を知りたいです。
感想:


実の所、気がついてないだけで文化的な変更点は色々あると思うのです。
日本で他に制限されたものといえば奴隷・黒人・宗教・慰安関係が思い当たります。


過程↓

[アニメ][世界]「あずまんが大王」の翻訳で見る日本文化の受け入れ事情


これだけ見ると韓国・台湾等の諸外国の問題のように見れます。
ですが、私の根本的な理念「人間は一皮剥けばみな同じ」「狂人と常人は紙一重」よると、気がつかないだけで日本も該当していると思うのです。
では、例として幾つかあげてみます。


私の好きなゲームのひとつに→ハーツ オブ アイアンIIというゲームがあります。
第二次世界大戦をシミュレートしたゲームです。この中に他国語版と日本語版では決定的に翻訳が違う点が存在します。

日本語版=日本の国家元首大本営。他国語版=国家元首はHirohitoになっています。日本の文化的タブーのひとつ。「菊」です。

ゲーム的な問題というと、国家元首暗殺イベントが起こると大本営が暗殺されます。をぃをぃ、そりゃないよ。
ちなみにハーツ オブ アイアンⅠ。これは日本では発売予定から発売中止になっています。中国では発売禁止です。
忠実な歴史(当然ゲーム的にデフォルメされていますが)を目指すゲームなので、色々と発売できなくなってしまう事情があるのです。


私の好きなゲームのひとつに変愚蛮怒というゲームがあります。これはZANGBAND(英語)から移植・改良された同人ゲームです。
大元となるangbandはコミニュティも盛んで海外・日本ともに活発な活動が行われています。
Zangbandから変愚蛮怒に変更する過程で幾つか改良された点があります。

その中で日本的といえるのが、自爆する敵モンスター「little boy」「fat boy」→「シアハートアタック」に変わっています。
(ちなみにテポドンという自爆モンスターもいます)

日本での変更は当然と思わなくもないですが、日本の文化にあわせた変更と見れます。(これは変更希望による変更でした)


高校時代の国語教師が「できるかぎり原著嫁」と繰り返し言っていた理由がそこの辺にあるのだと思います。
指輪物語のように原著にあたる人が多い作品だと、映画版のように問題になります。
しかし、そういう議論が起こりにくい少数部分では、他国語圏からの翻訳時に特定文化の変更・排除を気がつかないうちにされているのかもしれません。



これはこれで読んでみたくなってしまいます。

fmdoll89 10-07 23:01

日本も昔はフランスの小説の登場人物を日本人に書き直していました。その名作が岩窟王だったりします。(原文はモンテ・クリスト伯爵)ただ、岩窟王というネーミングは現在も残ったのですが、登場人物は全員日本人からフランス人に書き直されています。翻訳家は黒岩涙香


→ ero_manga008 10-07 23:02

あったねえ。明治初期に翻訳された童話も日本人名になっている。Andersenか何かの童話の主人公がTAROとかHANAKOとか。不評で売れなかったらしい。w