スープカレーを食べたことが無い人がスープカレーを作れるか?


結構、お約束の話です。
「百聞は一見にしかず」といいますが、「百聞にあたるレシピ」から「一見にあたる料理」を作り出す事ができるのか。
これは調理師にとって色々と問題を含みます。
簡単に言えば、フランスで修行をしていない人がフランス料理を作れるかって話です。最近、話題の日本食認定制度なんかも良いですね。
できた味の確認方法が無いのもそれに拍車をかけてます。でも、個人的にはうまければそれで良いのです。


というわけで、スープカレーに挑戦中です。現在、さっぱりしたカレーが食べたいのです。


こういう時にデジカメあると作っている所を見せられて便利だと思うのですが、
他人に写真を見せることによる自分へのメリットが薄いので考え中です。
弟か友人が買うタイミングを見計らい、お下がりを安く買うのが一番のような気もする……貧乏性です。




【今回のおおまかなレシピ】
甘エビとゴボウのスープカレー

甘エビ、鶏胸肉、ゴボウ、にんじん、玉葱、卵、トマト、カレー粉、香り用スパイス(今回はカルダモンとクミン)、大根


1.鶏胸肉200g、甘えビ50g、ゴボウ10cm、にんじん半分、卵、玉葱半分、トマトやニンニクやセロリを適当、お酒(なんでもOK)適当を全部フードプロセッサーにかけます。
2.ハンバーグのようなミンチになると思うので、鍋に移して水を加えて均質化します。
3.水と均質化したら見た目が気持ち悪いのを我慢して弱火で20分ぐらい煮こんで漉してください。
これで比較的澄んだ大元のスープが取れます。(コンソメなんかをひく技法の応用)

4.玉葱を微塵切りにして大元スープの中にいれます。
5.水で溶いたカレー粉を適当に加えます。塩と醤油を加えます。(必要に応じてケチャップやソースもいいかも)
6.カレースープ自体はこんな感じです。玉葱が食べてる時に感じるぐらいに煮ておきます。(炒めると油っぽくなるので今回は却下)

7.アマエビ4.5本とササガキゴボウを素揚げにします。大根は千切りにして水に晒す。
8.アマエビをいれて1分ほど煮ます。ゴボウと大根を盛りつけ、カレー粉とスパイスを軽く火を通して上からかけます。


できあがり。


【感想】
普通のカレーっぽい味になってしまいました……美味しかったけど、たぶんなんか違う。
エビ油を作ってかければ良かったかも。