「文を書く事」と「絵を描く事」どちらが難しいか?

課題:「文を書く事」と「絵を描く事」どちらが難しいか?
着眼:
小説を書くのとイラストを描くのってどっちが難しい?(ウィンドバード::Recreationさん)

文章と絵ではどちらが難しいか(萌え理論Blogさん)
小説を書くのとイラストを描くのってどっちが難しい?(どらみそら。さん)

表現の壁(たまごまごごはんさん)
結論:「文を書く事」と「絵を描く事」どちらも難しいと思います。創作とは「他の人に真似できない物」を生み出す行為だからです。
疑問:創作時に自分独自の武器を必要とされるプロの方々はどうなのだろうか?

感想:
blogも他人に真似できないやり方を見つけた人・それを実行している人が有名なblogになっていると思います。

今は有名になった絵描きさんや小説書きさんの、
昔の創作物を許可を得て比較公開したら、参考になり面白いかもしれません。

定額で無い時代にHP巡回収集ソフトを使った経験のある人なら、
有名サイトのひとつやふたつの記録が残っていそうです。

過程↓
この課題、自分が好きな方が楽だと私は判断します。ついでに、本当に嫌ならいつでも辞めればいいと思います。
#自分にとっては、魚料理と肉料理とデザート、どれが難しいか。そういう次元です。

世の中、絵の方が難しいと思う人が多そうなので、文章を書く事の難しさを書いてみようと思います。
文章の欠点は、他の人が挙げている「日本語が書けさえすれば、文章は書けてしまうこと」です。
ですが、その文章で他人を魅了できるかどうかは別です。


創作物は「どれだけ他人を魅了できるか」「他の人に真似できない物を生み出すか」。それが大きな課題です。
ライトノベルの売上は表紙のイラストレーターによって変わるなんて話を聞きました。
誰でも書けるからこそ、文章によって人を魅了するのはプロでも難しいのです。
インターネットやブログでも、文章を読むには時間という大事なリソースを絵以上に必要とします。


文章下手の人の創作小説は、絵が下手な人のそれと同じぐらいのインパクトがあります。
その割りに、自分では下手な文章に気がつかないのです。自分で書きながら自分のHP-20。でも、本当です。
人を魅了しない下手な文章を書きます。基本的に知り合いは誉めますし、他人は無視します。誰も駄目と言いません。
だからこそ、文章の客観的評価はわかりにくい。わからないまま人前にだしてしまう。自分で書きながらさらに自分のHP-40。


propellerのシナリオライターであり、吸血大殲など同人小説界で高名なbeaker氏のdiaryから引用します。
From dusk till dawn of the dead(blog)
From dusk till dawn Diary log1999年3月より

LEAF学園という企画に参加していますが

参加当初書いたSS(ショートストーリーの略)を見てみた。


死にてえ


余りと言えば余りの出来の素晴らしさ(嫌味です)に割腹したくなりました

beaker氏がcool boys!時の同級生2のSSを今見たら、割腹どころの騒ぎでないかもしれません。
自分も同じです。1ヶ月前のブログですら強烈に恥ずかしいです。いまでも、修正しています。
昔、描いた同人誌を見たら……素で泣き叫び、雄叫びをあげつつ走り回る自信があります。


文章書きは自分で自分の未熟さや欠点が非常にわかりにくい。そこが大変です。


絵描きを挫折するきっかけになるのは、なかなか上達しない自分の絵の下手さかもしれません。
ですが、それは自分の創作物を冷静に見ることができている。自分の未熟さがわかる。それを修正できる。
絵を描く事の欠点と思える個所も、文章を書く事と比べると利点になります。


絵も文章も自分が客観的に判断できてこそ、他人に評価してもらえる水準の作品になるのだと思います。
評価されるまでにどちらも苦労する。だからこそ、他人に評価されることが楽しいんです。
私は簡単に他人に誉められても嬉しくも何ともないです。逆に変な下心があるのではと、疑ってしまうかもしれません。
懐疑主義の人はひねくれてます。


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